年末年始京都旅②
京都に着いた翌日。京都市内観光ができるのはこの日のみである。案外時間がないので早めに起きて宿の1階にあるスタバで朝ごはん。コーヒーとフラペチーノ、サンドイッチ、キッシュで2千円ちょい。高ーい!でも旅先だし、なにより姪がスタバに行ってみたいというので、ここは願いを叶えてあげなければならんと思い奮発。そんなこんなで朝食を終えて京阪本線で伏見稲荷大社へ向かう。
人が増える前に伏見稲荷大社の千本鳥居を見に行こうということで早め(朝8時前)に到着したが、既に沢山の人がいた。大晦日のこの日はテキ屋の人達が参道で夜の出店に備えて準備中であった。
赤い鳥居の中に、時たま石造りの鳥居がたっている。それらは大正時代に建てられたものであった。これでもかと続く鳥居をくぐっていくと、途中に開けたスペースがある。そこからは京都市内が一望できる。この日は生憎の天気で市内の景色もぼんやりしていたが、それでも眼下に広がる街を一望できたのは良かった。
伏見稲荷大社の後は近くにある雲龍院というお寺の庭を見たかったので、Googleマップに従い山頂付近から横道に入る。先程までの賑やかさとは打って変わって誰も歩いていない。時たま反対側から散歩中の地元民が歩いてくるだけであった。
山頂から15~20分程歩いて到着した雲龍院。参拝料400円を支払う。
こじんまりとしたお寺ではあるが、綺麗に整えられた庭園が美しい。奥の部屋の扉を開けると写経をしている先客がいた。下の写真は自然に形成された形が観音様のような賀茂川の石。
雲龍院の後に向かったのは清水寺。中学の修学旅行以来の来訪である。といっても当時の記憶は全くないので新鮮な気持ちで参拝できた。
清水寺を見終えたら予約していたレストラン、ラニオンへランチに向かう。旅先では必ず良さげなお店を探して食事をすることにしている私だが、今回は自分の趣味目的だけではなく、美味しい物が大好きな上に料理をするのも好きな姪のために、お店の雰囲気も含めてきちんとした所で食事をする経験をさせてあげたいという目的があった。
この日のランチは予約で満席だった。旅行を決めた時点で予約しておいて良かった。こちらのラニオンさん、パリッとした白いテーブルクロスに布製のナプキンがセットされた落ち着いた雰囲気でありながらも肩肘張らずにフレンチを楽しめ、近所にあったら「いつものお店」にしたいと思えるお店であった。《続く》