年末年始京都旅①
謹賀新年。
今年は元旦から大変な事が続けて起こり、おめでとうと言える世の中ではないような気もするが、とにもかくにも新しい一年が始まった。
2023-2024の年末年始は中1の姪と二人で京都へ行ってきた。それも青春18きっぷを使って!
この切符、いつでも使えるのかと思ったら一年で春・夏・冬の3期間にしか発売されず、使用期間も決まっているという事を今回知った。実はぼんやりと年末年始にどこか遠くへ行きたいと考えていたのだが、一人分ならともかく二人分の新幹線往復代はキツイので諦めていたのである。だがちょうど青春18きっぷが利用できるというので旅行を決めた次第である。
さて出発は12月30日。ひとまず上野から東海道本線直通の高崎線に乗り熱海へ向かう。荷物があるのでグリーン車にしたが、午前10時台のグリーン車はほぼ満席(普通車両も勿論激混み)。はじめは品川から東海道本線に乗ろうかと考えていたが、上野からにして正解であった。東京、品川、横浜で降りる人も多かったので座れない事はなかったが、かなり微妙な賭けになっただろう。
朝食代わりのサンドイッチを食べながら揺られていると、左手に海が見えてきた。この日は本当に天気が良く、日差しが眩しかった。
熱海駅に着いたのはちょうど昼過ぎ。一旦改札を出て駅ビルでランチをすることにした。青春18きっぷは乗り降り自由なところが非常に便利だ。年末の昼時ということでどこのお店も列ができていたが、それでも回転が早かったので15分程待って入店。今日は車じゃないのでまずここで一杯…とはいえ、先が長いので一杯で切り上げ、先に進む。
熱海からは沼津 > 興津 > 浜松 > 豊橋 > 米原と乗り換えて京都に着く予定である。
熱海から沼津行きの電車に乗るが、暖かい気候とお酒を飲んだのもあり、真正面にどでんと鎮座する富士山を見ながらぼーっとしていたら寝落ちして、降りるべき駅<興津駅>を過ぎていた…(隣に座っていた姪も寝てた)
そんなこんなで清水駅で一旦降車。清水駅といえばちびまる子ちゃんのイメージだが、随分と静かな所だなという印象。しばらく待つと浜松行きが来たのでそれに乗る。その後は浜松で米原行きに乗ることができ、そこからは京都まで乗り換えなし。結局京都駅に到着したので夜9時前。家を出たのが朝8時過ぎなので、約13時間の移動時間であった。座ってるだけだったけど流石に疲れた。《続く》