占星術

占星術と石の選び方

しばらく前に趣味として西洋占星術講座を受講しました。
生まれた時の出生図(バース/ネイタルチャート)解読と未来を読むトランジット・プログレス解読他、割としっかり2年間学びました。…いや、学びましたといっても占い師としてやっていける程ではないのですが、とにかく占星術というものの仕組みは理解しました。

その過程で、占星術で使用する12星座と10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)にもそれぞれ対応する天然石があることをその時知りました。
各星座・天体それぞれに対応する石は一つだけではなく、複数の石があるようです。

関連書籍やインターネット上の情報を色々と読みましたが、星座石等の由来が何なのかは分かりませんね。
(誕生石は旧約聖書に関連する記述がある等々それらしい由来(諸説あり)が出てきますが、星座はどうなんでしょうか)
分かりやすいもの(サンストーン=太陽・獅子座、ムーンストーン=月・蟹座)もありますが、一見してよく分からない繋がりのものも多数あります。
恐らく星座と天体の組み合わせの持つ性質に合わせ、それらを補強するような石を選んで紹介しているようです。

ちなみに、一般的に「私は~座」という時の「~座」は、自分の太陽星座を指します。
しかし占星術的には、太陽は(重要度は他よりも高いとはいえ)複数ある天体の一つでしかなく、他の天体は違う星座だったりします。例えば、太陽が牡羊座でも太陽同様自分を表す月は蠍座、そして水星・金星が牡牛座で…と、一人の中に様々な星座の要素が入っているのです。その為、人によっては自分の(太陽)星座にしっくりこないと感じることがあります。
更に天体が入っているハウス(どういう場面でその星座・天体の力が発揮されるかを表す)や天体間の座相(アスペクト/角度)による力関係で、特定の要素が強調されたり弱まったり…と、占星術について書きだすと長くなってしまうので割愛しますが、とにかく皆それぞれ固有の特徴・特性を持っている訳です。

そこで石を選ぶ時に、単に「1月生まれだからガーネット」のように選ぶのではなく、一人一人のホロスコープの特徴をみた上で、その人に足りないものを補強する、または強みをより強化するような石を選ぶってのはどうだろう、と思いました。

ホロスコープをベースに石を選んでアクセサリーにするというのは既に沢山の人がやっているとは思うのですが、それをSanctuaryのスピリット/デザインでやりたいなぁと思い始めている2022年です。