北海道一人旅 | タウシュベツ川橋梁
サンゴ草を見た後は北海道中央部に位置する糠平温泉郷へ向けて出発です。
途中、遠軽町という所にある山彦の滝を見によりました。駐車場から少し上ると目の前に現れます。あまり見に来る人もいないのかなと思っていたけれど、先客1組の家族、後からも1組の家族が来ました。ちなみに熊が出そうな雰囲気が怖かったので熊鈴付けて歩きましたが、他は誰も熊鈴付けていませんでしたね…。
その後は宿を取っている糠平温泉郷を目指して車を走らせます。
途中、三国峠展望台にある三国峠カフェにてランチ。到着は14時を少し過ぎていましたが満席でしたのでリストに名前を書いてしばし待ちます。景色を見ること10分程度で入店できました。
いただいたのはソーセージ付きカレーとプリンとコーヒー。ソーセージは1本ずつ味が異なりとても美味しかったです。カレーも甘口ながらもしっかりとスパイスを感じられてとても美味しい。…が!いかんせんご飯の量が多くてちょっと完食できませんでした。しかしデザートは別腹なので注文…。プリンは固めで上にソフトクリームが載っています。コーヒーはミルクをお願いしました。コーヒークリームではなくちゃんと牛乳を出してくれたのが良かったです。次回行くときはご飯少な目でお願いし、デザートはアップルパイを食べるぞと心に刻み出発。
ところで三国峠で検索すると出てくるこの橋の景色、カフェのある展望台からは見ることができませんでした。カフェの方に聞いたら、これは糠平方面2つ先の橋からの景色で、皆さんその付近に車を停めて写真撮ってますよーと教えてくれました。橋からの眺めは、山々の裾野に広がる平原と橋周辺の森。北海道の自然の雄大さを感じました。
撮影を終えたら糠平温泉郷へ出発。そこに宿を取ったのは翌朝タウシュベツ川橋梁見学ツアーへ参加するためです。
翌朝集合場所のガイドセンターへ向かういます。参加者は私含め2名。他は大阪と埼玉からの旅行者の方々でした。ガイドさんの引率で橋の側まで行きます。
タウシュベツ川橋梁のある糠平湖はダム湖として作られた人工の湖だそう。元は鉄道用の橋として作られ、その後水力発電用にダム湖が作られ橋が沈むことになったそう。発電用の水がなくなると橋の姿が見えてきて、また水位が上がると湖に沈む…の繰り返し。その中で少しずつ橋が破損していき、もういつ崩れてもおかしくない状態だとガイドさんが言っていました。水が完全になくなり橋の全貌が見えるのは大体GW前後らしいので、来年また来たいですね。
ちなみに橋の側まではツアーに参加しなくてもゲートの鍵を借りて入ることができるのですが、ツアーだとガイドさんから橋についてのアレコレを聞くことができるので申し込んで良かったと思いました。
余談ですが、私の母親が約50年程前に北海道旅行中に糠平を訪れた際には糠平湖で遊覧船に乗ったが、その時タウシュベツの橋についての話なんて聞かなかったと言ってました。
ツアー終了後は旭川方面に向けて出発。途中然別湖にある湖底線路に立ち寄りました。想像以上にこじんまり。しかもちょうど船の作業が始まるところであまりファンタジックな雰囲気は感じられませんでした(笑)。それよりも糠平から然別湖に向かうための湖畔ギリギリ脱輪したら湖に真っ逆さまなくねくね道が結構スリリングでより印象的でした。