釧網本線_2

北海道一人旅 | 鉄道とバス②

中標津からバスで釧路に戻ったら、釧路湿原を走る観光列車のノロッコ号で塘路まで行きます。

釧路湿原ノロッコ号
ノロッコ号車内

ノロッコ号は自由席1両と指定席3両の全4両でした。事前にJRえきねっとで指定席を予約。ここでも事前にどちら側の方が景色が良いのか確認を怠り、塘路行き右側(2名用の席)を取ってしまいました(釧路湿原が良く見えるのはボックス席側です)。

ノロッコ号
可動式背もたれ

しかしノロッコ号の素晴らしいところは、2名用の席は背もたれの向きを変えることができる点です。これで体を捻らずに左側に広がる湿原の景色を楽しむことができます。ちなみに実際に乗ってみて思ったのは、確かに蛇行する釧路川を含む釧路湿原の景色は左側に見えるのですが、左側にはずっと電線があり、それが常に視界に入るのが邪魔でした。途中からは右側にも湿原が広がり、こちらには電線はありません。なので右側でもそこまで悪くはないかなと。今回は子育てをするタンチョウを見ることができました。

ボブスバーガー
ランチはハンバーガー

ノロッコ号終着駅の塘路に着いたら駅前にあるボブスバーガーでランチ。ノロッコ号の乗客は少なくなかったですが、そのままこちらのお店に入ってくる人はそれ程多くなかったですね。なのでおひとりさまでも席に座って(4名用のテーブルしかない)居心地悪くならず良かったです。いただいたのはチーズバーガー。ソースは特製のボブスソースを選びました。バーガーもポテトも美味しくぺろりと食べてしまいました。

その後は14:45発の網走行きまで時間を潰すため、駅構内にあるカフェノロッコ&8001にて自転車をレンタルし、自転車で10分程度の所にある二本松展望地へ。塘路湖から流れる川にかかる橋を渡り、釧網本線の踏切を過ぎたら砂利道です。

釧路湿原
道道1060号線

この砂利道を走ること5分ちょい。すると修復工事のために行き止まりになっている所に到着。右側の小さな丘が二本松展望地です。2分程度で登頂できます。

釧路湿原
二本松展望地からの見晴らし
釧路湿原
人の姿を見て慌てて走るエゾシカ
釧路湿原
からの止まってこちらを凝視

塘路付近の展望台は他にサルボ展望台とサルルン展望台があり、これらは以前行きましたが、展望台に辿り着くまでのプチ登山?が結構疲れました。それに比べたらこちらの二本松展望地は登頂が超楽な上にまずまずの景色を楽しめるので、時間のない方にはちょうど良いのではないでしょうか。ここまで行って駅まで戻って1時間もかかりませんでした。その後2時間弱、駅内のカフェでコーヒーとアイスをいただき時間を潰しました。

釧網本線
釧網本線網走行き

14:45塘路発の釧網本線に乗車。日曜日で乗車率70%以上位でしょうか。一応座ることはできました。これはオホーツク海が右側に見えるというのを調査済みでしたのでしっかり右側を確保。旅行者が多かったかな(隣の人は鉄オタっぽい方でした)。途中駅で2~3名下車する程度でほとんどの方は網走までご一緒でした。

私自身は鉄オタでもなんでもなく、ただなんとなく鉄道旅もしてみたい程度程度の動機だったのですが、平原続きの景色に飽きた頃にオホーツク海が現れるという風景の変化が想像以上に良かったです。

網走に着いたらタクシーでレンタカー会社へ。トヨタレンタカー、事前に予約しないと駅から店舗までのタクシー代をもってくれないらしく…「送迎がない代わりにタクシー代出してくれたよー」というグーグルの口コミを見て連絡せず行ってしまい、旅の途中で損した気分になりました… まぁそんなことがありつつ、ここからは車旅!と気持ちを切り替えて再スタートです。