北海道一人旅 | その他色々
松山湿原を見に行った後、ランチをするのに下川町にあるレストランモレーナへ立ち寄りました。こちらはどこかこの辺で食べる所はないかと食べログで探して見つけたお店です。
お店に到着して車から降りるやいなや、お店の看板犬が近寄ってきました。マリオという名前らしい。
若い男の子が店の奥、窓側の席に案内してくれます。オーナーである栗岩英彦さんのお孫さんとのこと。
オニオンとひき肉のカレー、アボカドチョコケーキとチャイを注文。
具はオニオンとひき肉のみとシンプルだけど、スパイスと酸味が効いていて美味しい。辛さはテーブルにあるチリパウダー?で調節可能。
デザートにいただいたチョコケーキは甘さ控えめでカカオの渋みを感じました。チャイと一緒にいただきます。
お昼の時間も過ぎ客は私一人だったこともあり、ゆったり静かな時が流れています。店内にはバックパッカーなんて言葉が現れる以前から世界中を旅されてきたオーナー栗岩さん(と奥様)の思い出の旅写真や著書、その他色々なモノが展示されています。
旅の記録を書かれた著書。私も一冊購入し、サインをしていただきました。来年また訪れて、続きの「平成放浪記」と「日本放浪記」を購入したい。
レストランモレーナ https://cafemorena.info/
北海道上川郡下川町北町309
モレーナで一休みの後は、興部町にあるパンケの滝という所に行きました。ここも滝への駐車場までの道のり数キロ程が林道で、前日までに雨が降ったのか所々に泥水が溜まり、スタックしたら嫌だなと思うような悪路になっていました。
しばらく走って駐車場に到着。駐車場から滝まで約400m、緩い坂道を歩いて行きます。ここも誰もいない、草が茂る羆が出そうな感じの所…。熊鈴を鳴らして歩きますが、今回行った所ではここが一番怖かったかな。誰もいないし暗いし…(勿論スマホは圏外だし)。
途中に見える小川。
坂道を上った先に、滝へと続く下り階段が。階段周りも草が生い茂っています。
そうしてやっと現れたパンケの滝。斜めに切れ込みが入った岩の上から流れ落ちる滝です。水量も十分で、見ごたえがありました。
シャッタースピードを遅くして撮ってみました。長靴でも用意して水の中に入って撮れたらもっと良い写真が撮れそうだとも思いましが、人がおらずあまりに静かで、いつ羆に出くわしてもおかしくないという恐怖感により三脚立ててじっくり撮影する気にもならず…そそくさと退散しました。
帰りの林道で、滝の駐車場まであと5km弱と示す看板の前に車を停めて歩いている4人グループがいました。駐車場までの暗い林道を5kmも歩いていくのだろうか…(しかもこの時間に)?と疑問に思いながら旭川まで帰りました。
ところで今回の旅では滝も数か所見て周りましたが、私が好きなのは湿原で、別に滝にはそこまで情熱がないことが分かりました(笑)。